よくあるお悩み症例
当院には足底腱膜炎(足底筋膜炎)で同じ悩みを持っている方々が多数ご来院されています。アスリートや、スポーツの頻度が高い方から中高年の方まで幅広く見られます。
多くの場合、マッサージやストレッチ、リハビリ(タオルギャザー:タオルを床に引いて足の指で引っ張ってくる)、インソールなどでの対処が一般的ですが、基本的に足底腱膜炎は休んでも放っておいても良くなることはありませんし薬や湿布に頼っても根本的な解決には至りません。
もしあなたがそんな悩みを一人で抱えているのなら、いますぐ当院までお気軽にご相談ください。
足底腱膜炎も慢性疾患のうちの一つと言えます。
ですので、あまりにも長く痛みが続き病院へ行ってレントゲンを撮ると踵の骨に棘(とげ)ができていたり、人の体は炎症が続くとずっと痛む場所にいらない血管を増やしてしまう働きを持っていて、そこに新たな神経も増えて痛みが大きくなりまた炎症が広がるといった事も起こります。
この場合には外科的な処置が必要になってくるもしれませんが、多くの場合その前に防ぐことが可能です。
足底腱膜炎の特徴として、扁平足やハイアーチ(土踏まずが高い)の問題があります。そこで足の裏のお話を少しすると、実は足の裏には3つのアーチが存在します。
(1)かかとから親指のライン(内側縦アーチ:扁平足やハイアーチはこのライン)
(2)かかとから小指のライン(外側縦アーチ)
(3)親指の肉球(母趾球)から小指の肉球(小趾球)のライン(横アーチ)
この内の(1)のラインの緊張が強くなり、その緊張が長期間続くことが問題なのです。ここに深く関与するのがふくらはぎなんです。
足の指を動かす筋肉はふくらはぎにも付いています。このふくらはぎに付いている筋肉にもしっかり刺激を入れることが重要になってきます。
ですから足の裏だけを集中して施術していてもなかなか良くなっていかないのです。
当院ではまずどんな時に、どんな動作で痛くなるのか。どんな時に一番困っているのか。そしてどの筋肉が大きく関与して足底腱膜炎(足底筋膜炎)の痛みが出ているのかを色々なテスト方法を行って徐々に特定していきます。
今現在痛みの出ている部分にも直接施術を行いますが、それに加えかかと痛みに関係するふくらはぎやももの筋肉までの柔軟性をしっかり高めて足指や足首の可動域を取り戻しつつ痛みも徐々に減らしていきます。
主に徒手療法(直接手を触れて行う施術)で施術をしますが場合によっては運動法を取り入れることも多々ありますし、ご本人にもホームワークとしてセルフケアの徹底をご指導させていただいています。
どんな症状にも言えることですが、最終的にお医者さんの手を借りる前にお悩みを解決できればと思っています。
もちろん一日も早く回復に向けて精一杯、責任持って施術に取り組むお約束をしておりますが、それ以降も痛みが戻ってこないようにホームワークをお願いしております。
せっかく施術したのに数ヶ月後に痛みが戻ってきてしまった、セルフケアを怠ったため以前より痛くなった、という事がないように一人一人とじっくり向き合い一緒になって同じ目標に向かいたいと考えております。
そして当院を卒業する際に、『ここに来て良かった』と満足いただけるような場所、関係性が築ける治療院であり続けることを大切にしています。