よくあるお悩み症例
当院には腓骨筋腱炎になってしまい同じ悩みを持っている方々が多数ご来院されています。腓骨筋腱炎は残念ながら休んでも放っておいても良くなることはありません。休んで一時的に痛みの軽減はしても動き出すとまた痛みがぶり返してしまうケースは多く見られます。
慢性疾患なので同じ動きを繰り返すことによって症状が出るということが大きな理由で、それにより張りが強くなる筋肉とそうでない筋肉とのバランスが非常に悪くなってしまうのです。ですから薬や湿布に頼っても根本的な解決には至りません。
もしあなたがそんな悩みを一人で抱えているのなら、いますぐ当院までお気軽にご相談ください。
腓骨筋腱炎とは・・・ふくらはぎの外側に位置する長腓骨筋と短腓骨筋という筋肉があり、足首の少し上のあたりで腱(けん)に変わります。長腓骨筋の腱は外くるぶしの後ろを通り足の裏へと入っていき短腓骨筋の腱は小指に付着します。
その腱の走行沿いに、外くるぶしの少し上からくるっと巻くように外くるぶしの下のあたりにかけて痛みがでます。マラソンのように長距離を走る競技からサッカーやテニス、バドミントンまたフィギュアスケートなど足首で支える事が多い競技に見られます。
過去に捻挫を経験していたり、自分では気づきにくいのですが足の指が使えていない、ふくらはぎの筋肉が使えていない事が原因となっているケースが多いように感じます。この腓骨筋腱炎も繰り返しの動作によって引き起こす症状ですので、自分の気づかないうちに筋肉の張り、筋力低下、筋肉の弾力弾性の減少で腱(けん)への疲労が蓄積され腱炎となります。
ただし人それぞれに筋肉の付き方で張り方も異なりますし、もっと言えば体の使い方も違うわけですから外くるぶしの所だけを集中して施術していてもなかなか良くなっていかないのが理由の一つです。
当院ではまずどんな時に、どんな動作で痛くなるのか。どんな時に一番困っているのか。そしてどの筋肉が大きく関与して腓骨筋腱炎の痛みが出ているのかを色々なテスト方法を行って徐々に特定していきます。
今現在痛みの出ている部分にも直接施術を行いますが、外くるぶしに関係するふくらはぎの外側から足首、足の裏の硬さ、しいては股関節から足指までの柔軟性をしっかり高めて足首の可動域を取り戻しつつ痛みも徐々に減らしていきます。
主に徒手療法(直接手を触れて行う施術)で施術をしますが場合によっては運動法を取り入れることも多々ありますし、本人にもホームワークとしてセルフケアの徹底をご指導させていただいています。
腓骨筋腱炎(ひこつきんけんえん)の症状は人それぞれに大きく違いがあるため施術時間・回数も大きく違いが出ます。
もちろん一日も早く回復に向けて精一杯、責任持って施術に取り組むお約束をしておりますが、それ以降も痛みが戻ってこないようにホームワークをお願いしております。
せっかく施術したのに数ヶ月後に痛みが戻ってきてしまった、セルフケアを怠ったため以前より痛くなった、という事がないように一人一人とじっくり向き合い一緒になって同じ目標に向かいたいと考えております。
そして当院を卒業する際に、『ここに来て良かった』と満足いただけるような場所、関係性が築ける治療院であり続けることを大切にしています。