よくあるお悩み症例
当院には腰痛で同じ悩みを持っている方が多数ご来院されています。今までけん引したり電気をあてたり、時には注射をしたりしてもあまり改善が見られないという方が多く見受けられます。
確かに腰には本当にさまざまな症状が出ますし、いろんな影響を受けやすい部分でもあります。だからこそ痛い部分のマッサージだけをしても良くなることはありませし薬や湿布に頼ってもなかなか根本的な解決にはなりにくのです。
ただし腰の痛みは他に色んな病気の可能性も考えられます。例えば、重度の腰椎椎間板ヘルニア(ようつい ついかんばんヘルニア)、重度の脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)、腫瘍(しゅよう)などなど。このような場合には痛みだけではなく、しびれ、感覚障害、運動機能低下、筋力低下などの症状も見られるますので、痛み自体も少しおかしいと感じたり違う症状を感じた時はまず病院に行ってお医者さんに見てもらいましょう!
腰痛と一言で言っても痛む場所(腰のどのあたりが痛むのか)、痛みの種類(どんな格好をすると痛いのか)、仕事内容や趣味、体型、日常で使いすぎによるものなのか、使わなくて弱っているのかで違いが出ますし、内臓の疲労によっても腰痛は引き起こされます。
腰は体の要となりますので、例えば腰の不調が肩首の痛みにもつながり、またそれが眼精疲労へと波及するといった負のサイクルにもなりかねません。この場合には眼精疲労の施術でも首肩の施術でもなく腰部の施術が最優先になるわけです。
ではこの場合の腰痛の原因は・・・デスクワーク、車の運転、介護職、肉体労働などなど。このように原因は一つに特定されていないのですべての腰痛に対して同じように腰だけを施術していて良くなることは期待できません。
当院ではまずどんな時に、どんな動作で痛くなるのか。どんな時に一番困っているのか。そしてどの筋肉が大きく関与して腰の痛みが出ているのかを色々なテスト方法を行って徐々に特定していきます。そうして徐々に特定していき、より関与している筋肉を探ります。
主に徒手療法(直接手を触れて行う施術)で施術をしますが場合によっては運動法を取り入れることも多々ありますし、本人にもホームワークとしてセルフケアの徹底をご指導させていただいています。
私自身も腰痛の経験はありますのでより近い気持ちに寄り添えるのではないかと思っております。
筋肉の状態や症状、痛みの度合いは一人一人の顔が違うように人によっての違いがあります。もちろん早期復帰に向けて精一杯、責任持って施術に取り組むお約束をしておりますが、それ以降も痛みが戻ってこないようにホームワークをお願いしております。
せっかく施術したのに数ヶ月後に痛みが戻ってきてしまった、セルフケアを怠ったため以前より痛くなった、という事がないように一人一人とじっくり向き合い一緒になって同じ目標に向かいたいと考えております。
そして当院を卒業する際に、『ここに来て良かった』と満足いただけるような場所、関係性が築ける治療院であり続けることを大切にしています。