よくあるお悩み症例
当院には寝違えで同じ悩みを持っている方が多数ご来院されています。寝違えは痛い部分のマッサージをしても良くなることはありません。
薬や湿布に頼っても根本的な解決には至らず痛みが繰り返し、さらに悪化すると他のところまで痛みが出たり、余計に首が回らなくなったりします。
そんな悩みを一人で抱えているのなら、いますぐ当院までお気軽にご相談ください。ただし首の痛みは他に色んな病気の可能性も考えられます。
例えば、
寝違えの原因は今でも明確に分かっていないというのが現状です。
画像診断でも特別な変化がなく、一般的には睡眠中に不自然な体制になり筋肉の緊張が変に強くなったり、首の関節やその周りの組織に炎症が出て強い痛みが出るのではないかと言われています。
確かに身体の仕組みとして睡眠中に日常の体の歪みや疲労、ストレスなど寝返りを打って体を無意識に動かすことによりリセットされるなんてことをよく耳にします。
少しだけ睡眠の話と結びつけると、寝返りはノンレム睡眠(深い眠り)時に起こります。日頃のストレスで寝られない時や、体力的にはあまり疲労感はないのにやたら疲れている時の睡眠はレム睡眠(浅い眠り)時が多いんですね。
ということは寝返りが少なくて体のリセットができていないということです。
そう考えると、この場合の寝違えの原因は自律神経の乱れによって睡眠の質が悪くなり筋肉の緊張が残り寝違えにつながったとも考えられます。
そうするとリラックスできるようなマッサージがいいのかもしれませんし(あくまでも首を無理矢理触らない)、または呼吸を整えて自律神経を整えるようなヨガや瞑想といったことがいいのかもしれません。
逆に精神的な疲労感は少ないけれど、体力的な疲労の場合はしっかり栄養を取って筋肉をほぐすようにしたほうが睡眠不足が解消され筋肉の緊張が減り寝違えも起こしにくいかもしれません。
このように原因は一つではなく、その人がどのような仕事内容なのか、日常生活を送っているのかで施術内容は変わるでしょうから首が痛いから首だけの施術をしてしまうのは体にとって負担かもしれません。
当院ではまずどんな時に、どんな動作で痛くなるのか。どんな時に一番困っているのか。そしてどの筋肉が大きく関与して寝違えの痛みが出ているのかを色々なテスト方法を行って徐々に特定していきます。
そうして徐々に特定していき、より関与している筋肉を探ります。
主に徒手療法(直接手を触れて行う施術)で施術をしますが場合によっては運動法を取り入れることも多々ありますし、本人にもホームワークとしてセルフケアの徹底をご指導させていただいています。
私自身も寝違えの経験はありますのでより近い気持ちに寄り添えるのではないかと思っております。
筋肉の状態や症状、痛みの度合いは一人一人の顔が違うように人によっての違いがあります。もちろん早期復帰に向けて精一杯、責任持って施術に取り組むお約束をしておりますが、それ以降も痛みが戻ってこないようにホームワークをお願いしております。
せっかく施術したのに数ヶ月後に痛みが戻ってきてしまった、セルフケアを怠ったため以前より痛くなった、という事がないように一人一人とじっくり向き合い一緒になって同じ目標に向かいたいと考えております。
そして当院を卒業する際に、『ここに来て良かった』と満足いただけるような場所、関係性が築ける治療院であり続けることを大切にしています。